青木島遊園地廃止問題とは

環境バツグンの児童公園をつぶすのに必要なのは、たった一軒からのクレームだった


子どもの声がうるさいとの一軒からのクレームが発端となり、長野市は公共施設・青木島遊園地を閉鎖した後、平成5年3月末に廃止する方針。
同遊園地は小学校、保育園、児童センターが集まる地域のど真ん中で、車の通りも少ないバツグンな環境にある。特に隣接する児童センターとの間には柵も設けず、一体的に利用されるハズが、市が苦情に正しく向き合わなかった結果、正常な利用が妨げられてきた。
長野市公園緑地課が青木島地区に回覧した文書では、クレーマー世帯の存在には触れられず、「かなりの音」の発生、地域の草刈り等の活動が継続不能、利用者が少ない等と廃止理由を示す。
しかし、「かなりの音」について客観的な測定はされておらず、市の顧問弁護士は受忍限度を越えるものでないと見解を示している。利用者が少ないのはクレームのためであり、草刈り等の活動はそのような低利用の状況で活発になるはずもない。
さらに、「行為(子供の声がうるさいという理由で、子供を遊園地で遊ばせないこと)は脅迫罪、業務妨害に当たる」との市顧問弁護士見解を、都市整備部が市長と地元の区長会に伝えないまま廃止を決定していたことも判明。
大人たちの不始末を子どもに押し付けないでください!!

  • 最終更新:2023-01-10 13:38:27

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